冷えを放置すると病気になるリスクが高まります

汗を掻きやすい人がいれば寒い、寒いが口癖の人もいます。暑いのも寒いのも苦手な人は多いと思いますが、人の体は冷えやすく温まりにくい性質でもあります。

汗を掻くと体内の塩分が抜けるので良い事です。水分をしっかり補えば脱水症状にもならないでしょう。

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一方、一度冷えた体を温めるのは難しいですね。人の体の中で最も冷えるのは手や足の指先だそうです。これは手足が心臓から遠く離れている事と関係があるのです。寒さを感じると内臓等の胴体を温めようとし、手足は後回しにしてしまうのです。

足元から冷えると言いますが、冷えを我慢するとどんな問題が起きるでしょう。漠然と想像している以上に様々な問題が起こる可能性があるのです。

まず、血行が悪くなり代謝が落ちます。そうするとむくみや肌荒れがひどくなります。肩が凝ったり血管が詰まりやすくなったりもします。

次に、体が冷えると体温が下がります。すると免疫力が低下します。免疫力が下がるという事は、風邪をはじめとする感染症にかかりやすくなる事を意味します。それだけでなく、生活習慣病や発ガンのリスクも高くなってしまいます。

手や足の指先を温めるだけでは冷えは改善されません。夏の冷房を我慢したり、極力冷たい物を飲んだり食べたりしない事も大切になります。軽い運動等で体を温め、体温を上げる事もできますね。