1滴の乳液で手のひらがきれいになった美容法

コンビニや病院の入り口で、手を消毒するのが当たり前になった近頃、手指の荒れが酷くなった私は、皮膚科で薬を処方してもらっていました。

痒みを伴うカサカサと、皮膚がめくれ上がったような症状は薬を塗ると治っても、アルコール消毒液を使うとまた手が荒れる状態を繰り返していました。

食器を洗うときでさえ手が荒れる私は、刺激の少ない食器用洗剤に変えても、荒れてしまってどうしようもありませんでした。

もう1年以上もこんな状態が続き、感染予防対策とは言え、消毒もしなければならないのはつらいです。

ロザリティウォータリーマスク

手荒れケアのハンドクリームを塗った直後に掃除すると、階段の手すりや家具、鏡にクリームの跡や指紋がついてしまい、せっかくやった掃除が台無しです。

また、1.5?のペットボトルに水を入れ、腕の筋トレをやっている私は、クリームを塗った手がうっかり滑り、落としたペットボトルで足の小指の爪が縦に割れてしまいました。

失敗やケガをした私は、就寝時ベッドでクリームを塗っていましたが、治らない手荒れにかなり困っていました。

40代の年齢肌は、とろみのある化粧水が肌に浸透し難く、水で湿らせたコットンに化粧水を含ませると、肌に浸透しやすくなることを美容の動画で知りました。

肌にいつまでもベタベタと嫌な感触が残り、肌の奥には浸透していなかったプチプラの化粧水に、動画で知った方法を試してみると、よい感触が得られました。

そこで手洗い後、少量のハンドクリームを塗れた手のひらに伸ばしてみました。

すると、混ざらなかったうえ肌に浸透し難く、分離したクリームが流れ落ちた衣類が汚れてしまい、後悔だけが残りました。

気温が高くなってくるころに使うとニキビができてしまうため、使用を控えている冬用のかなりしっとりタイプの乳液でも、動画で知った方法を試してみました。

洗ったあと軽く水分を振り飛ばした手に、1滴垂らした乳液を塗り広げてみました。

すると、意外と素早く浸透したうえ、ベタつきもなくとてもよい感触と、続けられそうな手ごたえが得られました。

よく手を洗う洗面所に乳液を置き、洗ったらすぐに塗る、洗うたびに塗ることを繰り返しました。

もし乳液を多く出し過ぎてしまったら、タオルかティッシュで拭き取っています。 手の届くところに置いた乳液を塗り忘れることはありません。

1日に何度も手を洗っても、すぐケアしているおかげで、次第にかさつきが減り、滑らかになってきました。

荒れてどうしようもなかった指先も、ささくれができるところが減ったうえ、手の甲もしっとりしてきました。

ささくれたところが、ちょっと何かに触れた痛みでイライラすることもなくなり、家事がはかどりました。

水分が保たれているせいか、割れ難くなった爪に艶が出てきたうえ、「手がきれいになったね」と周囲の人たちに褒められ、嬉しかったです。

手の関節のシワによって、ある程度年齢がわかってしまうのは仕方がありません。

シワのない部分はふっくらとキメが整い、こんなに美しくなるなんて、思ってもみなかった1滴の乳液効果が出た手のひらの美容法を続けてよかったです。

これからも滑らかできれいな手を維持していきたいものです。